50mタイム早見表|学年別の速い・遅いを5段階で即判定

小学生の50mタイムを調べているということは、子供の体力テストの結果が返ってきたか、運動会が近いか、どちらかだと思う。

で、ほとんどの保護者がやることは「小学生 50m 平均タイム」で検索して、平均と比べて安心するか焦るか。

正直に言う。

平均タイムを知るだけでは何も変わらない。

走り幅跳び全国大会7位・指導歴10年超・数千人の小学生を見てきた立場から、平均タイムの一覧だけでなく「今の記録が全体のどのレベルにいるのか」「次に何秒を目指すべきか」まで一気に判定できるようにまとめた。

この記事を読み終わる頃には、目標タイムが決まっているはずだ。


小学生の学年別50m平均タイム一覧(男女別)

まず全体像から。
文部科学省が毎年実施している体力・運動能力調査のデータを元にした、学年別の50m走平均タイムがこちらだ。

男子の50m走平均タイム

学年平均タイム標準偏差
小学1年生11"440"99
小学2年生10"610"83
小学3年生10"020"79
小学4年生9"550"75
小学5年生9"190"77
小学6年生8"790"77

女子の50m走平均タイム

学年平均タイム標準偏差
小学1年生11"770"97
小学2年生10"940"82
小学3年生10"350"78
小学4年生9"880"74
小学5年生9"450"71
小学6年生9"120"68

ここまでは他のサイトにも載っている情報だと思う。

📝 データ:陸上アカデミアの生徒の50mタイム改善データがあれば記載。例:「うちの生徒100人の平均改善幅は0.7秒」「小3男子で最も改善した子は1.2秒縮まった」など。なければ削除でOK

でも平均タイムだけ見ても「うちの子は速いのか遅いのか」がわからない
9"55が平均だとして、9"30は速いのか、普通なのか。

ここが曖昧なままだと、目標の立てようがない。

だから標準偏差を使って、タイムを5段階に分類した。


5段階チェックシートで今の実力を判定する

偏差値という概念を使って、50mタイムを以下の5段階に分けた。

5段階の基準

  1. とても速い:上位2.3%(偏差値70以上)
  2. 速い:上位15.9%(偏差値60以上)
  3. やや速い:上位50%(偏差値50以上)
  4. やや遅い:上位85.4%(偏差値40以上)
  5. 遅い:下位15.9%以下(偏差値40以下)

これで「クラスで何番目くらいか」が直感的にわかる。
30人のクラスなら「とても速い」は1人いるかいないか。「速い」は上位5人くらい。「やや速い」は真ん中より上。

では学年ごとの判定表を見ていこう。


各学年の判定表(1年生〜6年生)

小学1年生

判定男子女子
とても速い9"46以上9"53以上
速い10"45以上10"50以上
やや速い11"44以上11"77以上
やや遅い12"43以上12"44以上
遅い12"44以下12"45以下

小学2年生

判定男子女子
とても速い8"95以上9"30以上
速い9"78以上10"12以上
やや速い10"61以上10"94以上
やや遅い11"44以上11"76以上
遅い11"45以下11"77以下

小学3年生

判定男子女子
とても速い8"44以上8"79以上
速い9"23以上9"57以上
やや速い10"02以上10"35以上
やや遅い10"81以上11"13以上
遅い10"82以下11"14以下

小学4年生

判定男子女子
とても速い8"05以上8"40以上
速い8"80以上9"14以上
やや速い9"55以上9"88以上
やや遅い10"30以上10"62以上
遅い10"31以下10"63以下

小学5年生

判定男子女子
とても速い7"65以上8"03以上
速い8"42以上8"74以上
やや速い9"19以上9"45以上
やや遅い9"96以上10"16以上
遅い9"97以下10"17以下

小学6年生

判定男子女子
とても速い7"25以上7"76以上
速い8"02以上8"44以上
やや速い8"79以上9"12以上
やや遅い9"56以上9"80以上
遅い9"57以下9"81以下

目標タイムの設定は、ワンランク上のゾーンを狙うのがベストだ。
「やや遅い」なら「やや速い」、「やや速い」なら「速い」を目指す。

いきなり2ランク上を目指す必要はない。
遠すぎる目標はモチベーションが続かない。


平均タイムを知った後にやるべき3つのこと

ここからが本題だ。
平均タイムを知って「速い」「遅い」を確認しただけでは、タイムは1秒も変わらない。

やるべきこと1:まず今の走りを動画で撮影する

ほぼ全ての子供に共通することだが、「自分がどう走っているか」を正しく把握できている子は1割もいない

自分では腕を大きく振っているつもりでも、動画を見ると全く振れていない。
自分ではまっすぐ走っているつもりでも、動画を見ると体が左右にブレている。

陸上アカデミアのレッスンでは毎回レッスン時間の25%を動画フィードバックに充てている。
まず「自分の走りを客観的に見る」ことが改善の第一歩だ。

📝 実例:動画フィードバックで走りが変わった生徒のエピソードを1〜2文で。例:「自分の走りを初めて動画で見た小4の子が『こんな走り方してたの!?』と驚いて、その場で意識が変わった」など
内川内川

(実例エピソードをここに記入)

スマホの横向き撮影で十分。
正面ではなく横から撮ると、姿勢の問題が一目でわかる。

やるべきこと2:「何を変えれば速くなるのか」を知る

平均タイムとの差がわかっても、「じゃあ何を練習すればいいの?」がわからなければ意味がない。

よくある誤解は「たくさん走れば速くなる」というもの。
これは半分正しくて半分間違い。
走る量を増やせば体力はつく。
でも走り方が間違ったままなら、間違った走りが強化されるだけだ。

50m走は100の力を持っていたとして、実際には60〜70しか地面に伝わっていない子がほとんど
つまり体力の問題ではなく、力の伝え方の問題。
ここを変えるだけで、同じ筋力でもタイムは縮まる。

📝 動画:50mタイムを縮めるための走り方解説やビフォーアフターのYouTube動画があれば埋め込みコードを貼ってください。なければ削除でOK
LINE友だち追加で「50mタイムシミュレーター」を使う

やるべきこと3:プロに走りを診てもらう

最後に、これは営業トークだと思われるかもしれないけど事実として聞いてほしい。

走り方の問題点は、運動の専門家でないと見抜けない。

保護者が動画を撮って「腕振りがおかしい」と思っても、実は腕振りの原因は腕にはなくて、頭の位置や背中のアーチにある、ということが非常に多い。

表面に見える症状と根本原因は別物だ。

12人のコーチに走りを見せたら、9人は腕振りを直そうとする。
でも本当の原因は前傾姿勢だった、というケースを何度も見てきた。

陸上アカデミアでは、コーチ1人に対して生徒最大4人の極少人数制で、毎回動画を撮影して個別にフィードバックしている。
全国大会出場レベル以上のコーチが100%在籍しているので、根本原因を見抜ける。


今すぐやるべき3つのアクション

1つ目:この記事の判定表で、子供の現在地とワンランク上の目標タイムを確認する。
→ 今日中に

2つ目:子供の走りをスマホで横から撮影して、姿勢を確認する。
→ 今週中に

3つ目:走り方を本気で変えたいなら、陸上アカデミアのLINEに登録して無料動画をチェックする。
科学的に正しい走りのポイントを、走り幅跳び全国7位のコーチが解説している。

LINE友だち追加で「50mタイムシミュレーター」を使う

学年が上がるほどランクアップが難しくなる理由

ちなみに補足すると、学年が上がるにつれてランクを上げるのは格段に難しくなる。

理由はピグマリオン効果。
周りに「足が遅い子」として認識されると、本人もそのセルフイメージを受け入れてしまう。
すると体育の時間も休み時間も積極的に動かなくなり、運動量が減り、さらに差が開く。

逆に「足が速い子」は活発に動くのでどんどん速くなる。

つまり、差は時間が経つほど広がる一方ということだ。

📝 一言:50mタイムに悩む保護者へ、内川コーチとしての一言を。例:「タイムは才能じゃなくて技術です。正しく走れば、ほぼ全員がワンランク上に行ける。10年以上見てきた僕が断言します」など
内川内川

(内川コーチの一言をここに記入)

「やや遅い」「遅い」だった場合は、早めに手を打つことを強く勧める。

小学校時代の運動能力が将来の学歴や年収と相関しているというデータもある。
走りを変えるなら、早ければ早いほどいい。